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2020-08-25

ヨガで自律神経は整えられるのか?

新型コロナウイルス感染症の影響で、「やりたいことができない」あるいは「ストレスを感じることが多くなった」というお声を耳にすると同時に「なんだか睡眠の質が悪くなった」、「自律神経が乱れている」という言葉もよく聞くようになりました。

皆さんはいかがですか?

今日は、「なぜヨガで自律神経が整うのか」をお話ししたいと思います。

そもそも自律神経とは何でしょう?

例えば「目」を例にします。私達は目を見開いたり、目を閉じたりとしようと思えば自分の意思で動かせますが、瞳孔を開いたり閉じたりすることはできません。

この瞳孔と同じように体には、心臓や肺、胃腸などの内臓の働き、血流や体温調整など自分の意思でコントロールできない動きが数多くあり、それらの無意識の動きが生命活動に重要な働きをしています。

意識・無意識に関わらず動きが発生する時には筋肉が働きます。

自律神経は、私たちの生命を維持するために無意識にいつも働いてくれている神経なのです。

自律神経はどこから出ているのか?

自律神経は脳にある「視床下部」から司令が出て、リズムを保ちます。
多くの女性が興味を示す女性ホルモンの分泌や免疫機能を司るのも全て「自律神経の調整」であり、それらは全て「視床下部」から各器官に司令が出されています。

自律神経失調症とは?

自律神経失調症の定義は難しく、産婦人科医高尾美穂先生のお話によると「様々な検査をしてみたけれどその症状を裏つける所見を見いだせない。でも不調や体の異変が続くといった状態」とお話しされていました。

自律神経は体内の各器官のバランスを司っているからこそ、1つのバランスが乱れれば、他のバランスも付随して乱れるとされます。例えば、更年期によって女性ホルモンのバランスが乱れるから、自律神経も乱れて体温調節機能も乱れホットフラッシュや火照りが起こるというシステムです。

ヨガでできることは?

現代社会においては、仕事や育児、介護、騒音や光刺激により交感神経が高まる(=ストレスを感じやすい)場面が多く、意識的に副交感神経を高めてリラックスすることが重要です。

このため、「瞑想」や「呼吸法」などが
副交感神経を高めるために非常に有効とされています。

特に「呼吸」は、自分でコントロールができない自律神経へアプローチできる唯一の方法になります。

呼吸は、無意識で行う呼吸法と、意識的に行う呼吸があります。

意識的に呼吸を「ゆっくり」にすることによって、リラックスすることで副交感神経が優位になり、本来自分の支配下にないはずの「心拍数」が落ち着き、「血圧が下がり」、「血流がよくなり」、「体が温まって」、「心が落ち着く」というサイクルが起きるのです。

心療内科や精神科のお医者様が最近ヨーガを勧めてくださることが多くなったのは、科学的にもヨーガの呼吸がもたらすリラックス効果が証明されているからでもあります。

女性は年齢を重ねるにつれて、リラックスしづらい体になると言われています。(エストロゲンは、副交感神経を高めてくれる効果もあるので)

だからこそリラックスできる方法を見つけておくことは、長い人生を生きる私たち女性にとって今後の人生を快適に過ごすために必要な時間なのです。

1日1分でも、5分でも、シャバーサナのようにゴロンと横になって、自分の為にゆっくり呼吸を味わう時間がある人と、ない人では、人生を豊かに感じる幸福度が随分変わるそうです。

ぜひ、ご自身のためにリラックスをすることを大切に過ごしてくださいね。

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